令和元年10月(情報提供:NPO法人放射線教育フォーラム)
2019年11月24日(日)に開催されるフォーラムのお知らせです。概要は以下のとおりです。
【開催趣旨】
数年前まで、放射線教育フォーラムは勉強会を毎年3回開催していました。近年は秋に実施していた勉強会の代わりに、放射線授業実践の支援のための公開パネル討論会を毎年のように開催していますが、今年度は秋の事業として勉強会を復活することにしました。
前半の2講演は中学校理科で再来年度から始まるクルックス管による放射線授業に向けた内容で、現代科学の曙としての真空放電研究からX線発見を経て、原子構造の解明に至る科学史理解のための講演と、授業実験の安全を確保してクルックス管を扱うための暫定ガイドラインの実効性を検証するクルックス管プロジェクトの成果を報告していただきます。
後半の2講演は放射線に関わる理解が大切なエネルギー教育をテーマに、日本原子力学会シニアネットワークが取組んでいる理科・社会科教員との対話活動を通して表に出てきた教育現場における問題意識と対策について報告していただくとともに、韓国政府からの非難によって改めて露呈した東電福島第一原発サイトのトリチウム水問題に焦点を当て、日本社会に定着したゼロリスク願望と、それに同調してきたメディアの責任も含めて、福島復興の観点からの解決を阻む障害とその打開策について講演していただきます。
【開催概要】
日 時: 令和元年11月24日(日) 13:00~16:50
会 場: 東京慈恵会医科大学 高木2号館南講堂(東京都港区西新橋3-25-8)(会場地図)
主 催: NPO法人放射線教育フォーラム
共 催: 東京慈恵会医科大学 アイソトープ実験研究施設
参加費: 資料代として1,000円(小中高の教員は無料) 懇親会参加費:1,500円
【プログラム】
13:00 開会挨拶 放射線教育フォーラム理事長 長谷川 圀彦
13:10 講演1 X線発見から原子構造の解明へ
~クルックス管による放電研究がもたらした現代科学の基礎~
放射線教育フォーラム 柴田 誠一
14:00 講演2 クルックス管プロジェクト第二期実態調査による暫定ガイドライン
実効性の検証結果報告 ~生徒、教員の安全確保のために~
大阪府立大学放射線研究センター 秋吉 優史
休憩(20分)
15:10 講演3 放射線・原子力の教育現場での課題 ~教員とシニアの対話会から~
日本原子力学会シニアネットワーク連絡会 若杉 和彦
16:00 講演4 トリチウム水問題の解決を阻むもの ~福島の復興に向けて~
元日本原子力発電環境整備機構理事 河田 東海夫
16:50 閉会挨拶
懇親会(17:00~18:30) 東京慈恵会医科大学高木2号館南講堂前
【参加申込】
NPO法人放射線教育フォーラムのホームページ(http://ref.or.jp)のトップから参加申し込みをしてください。
申し込み締め切りは11月18日(月)です。
ホームページから参加登録が出来ない場合は、次のフォーマットを利用して申し込みください。
以下を copy & paste して entry@ref.or.jp(@を半角で)宛に送信するか、
あるいはファクス(03-3843-1080)してください。
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2019年11月24日(日)開催の放射線教育フォーラム令和元年度度第2回勉強会に
出席を希望します。
氏名: (ふりがな: )
住所:〒
連絡先 電話: またはメール:
次の<>内に〇印をつけて返送してください。
●勉強会: < >勉強会に参加します
●懇親会 : < >参加します < >参加しません
●会員の種類: < >会員 < >会員外
●所属(元職も可):
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お問い合わせ先 :NPO放射線教育フォーラム事務所
電話、ファクス、あるいはメールで
TEL: 03-3843-1070 FAX: 03-3843-1080
メール: entry@ref.or.jp(@を半角で)
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