令和6年6月(情報提供:NPO法人放射線教育フォーラム)
2024年6月16日(日)に開催されるフォーラムのお知らせです。概要は以下のとおりです。
【テーマ】放射線の理解を深めるための授業について考える
【開催趣旨】
放射線フォーラムでは、放射線の理解を深めるために、放射線に関する基礎的事項の説明から、放射線への興味を喚起するための事項を取り上げて勉強会を開催しています。今回の勉強会では、SNS社会での正しい科学的情報の効果的な発信についての講演、身の回りにはなぜ放射性核種が存在しているのか、その起源も含めての紹介、さらに、「面白い」を前面に、直接体験を重視して取り組んだ放射線授業の実践報告を取り上げます。
【開催概要】
日 時: 2024年6月16日(日)13:30~16:00
開催方法: 会場における対面開催
会 場: 東京慈恵会医科大学髙木2号館南講堂(東京都港区西新橋3-25-8)(会場地図)
主 催: NPO法人放射線教育フォーラム
参 加 費 : 無料
参加申込期日:2024年6月12日(水)17:00
【プログラム】
13:30 開会挨拶(工藤博司理事長)
13:40 講演1. SNS時代の放射線リスクコミュニケーション 鳥居寛之(東京大学大学院理学研究科)
誤情報が氾濫する現代のSNS社会は、科学的な情報が正しく伝わらない困難な問題に直面している。原発事故後にツイートされた放
射線リスク情報の解析やインフルエンサーへのインタビューを基に、解決策を考える。
14:20 講演2.環境中に存在する放射性核種とその起源 柴田誠一(放射線教育フォーラム)
身の回りの空間線量を測定すると、常にある量の放射線量が観測され、環境中には様々な放射性核種が存在していることを実感でき
る。なぜそのような放射性核種が存在しているのか、その由来について紹介する。
15:00 休憩
15:10 講演3.「面白い」を前面に 大津浩一(名古屋経済大学市邨高等学校中学校)
「大切」だという動機付けでは教育効果は薄い。「面白い」を前面に、直接体験を重視して、放射線を超えた一般的な知識や他の分
野との統合も意識した、放射線授業事例コンテスト令和5・6年度の受賞作を紹介する。
15:50 閉会挨拶(柴田誠一副理事長)
【参加申込】
NPO法人放射線教育フォーラムのホームページ(https://www.ref.or.jp/)TOPICSの2024(令和6)年度放射線教育フォーラム第1回勉強会の「参加申込フォーム」から申し込みをしてください。
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お問い合わせ先 :NPO放射線教育フォーラム事務局 まで次の電話、ファクス、あるいはメールで
TEL : 03-3843-1070 FAX: 03-3843-1080
メール: entry@ref.or.jp(@を半角で)
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