令和6年1月(情報提供:NPO法人放射線教育フォーラム)
2024年2月25日(日)に開催されるフォーラムのお知らせです。概要は以下のとおりです。
【テーマ】放射線の理解を深めるための授業について考える
【開催趣旨】
放射線教育フォーラムでは、放射線の理解を深めるために、放射線に関する基礎的事項の説明から、放射線への興味を喚起するための事項を取り上げて勉強会を開催しています。今回の勉強会では、がん医療において放射線療法が果たしている役割の紹介、また、放射性壊変の現象を理解するための基本的な事項の紹介、さらに、放射線に関わるエネルギー環境問題を社会的な課題として意識できる生徒の育成を進めるための提言を取り上げます。
【開催概要】
日 時: 2024年2月25日(日)13:30~16:00
開催方法: Zoomによるオンライン開催
主 催: NPO法人放射線教育フォーラム
参 加 費 : 無料
定 員: 100名
参加申込期限:2024年2月21日(水)17:00(ただし定員に達し次第締切)
【プログラム】
13:30 開会挨拶(工藤博司理事長)
13:40 講演1. がん医療における放射線療法の役割 西村哲夫(静岡県立静岡がんセンター 放射線・陽子線治療センター)
放射線療法の特徴は局所療法として機能と形態を温存しながら根治から緩和目的まで低侵襲に治療できる点にある。現在のわが国の
がん医療において放射線治療が果たしている役割を述べる。
14:20 講演2.100 Bqの放射性物質は1秒間に90~110壊変する 吉澤幸夫(放射線教育フォーラム)
放射能の単位ベクレル(Bq)は1秒間に放射性壊変をする原子核の数とされている。しかし、放射性壊変はランダムに起こるた
め、「100 Bqの放射性物質は1秒間に90~110壊変する」確率が68%ある。
15:00 休憩
15:10 講演3.放射線教育の今までとこれから -社会的な課題として意識できる生徒の育成を目指して-
青木久美子(東京都世田谷区立千歳中学校)
義務教育での放射線教育の今までを振り返り、「社会的な課題として放射線に関わるエネルギー環境問題を捉えられる生徒の育
成」を進める環境について提言します。
15:50 閉会挨拶(柴田誠一副理事長)
【参加申込】
NPO法人放射線教育フォーラムのホームページ(http://ref.or.jp)TOPICSの「2023(令和5)年度放射線教育フォーラム第3回勉強会」の「参加申込フォーム」から申し込みをしてください。
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お問い合わせ先 :NPO法人放射線教育フォーラム事務局
メール: entry@ref.or.jp(@を半角で)
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