令和3年11月(情報提供:NPO法人放射線教育フォーラム)
2021年11月23日(火)に開催されるフォーラムのお知らせです。概要は以下のとおりです。
【開催趣旨】
中学校において今年度から実施されている新学習指導要領に基づく放射線の授業では、生徒への放射線に関する基礎的な事項の説明にとどまらず、放射線への興味を喚起するための授業も求められています。
今回の勉強会では、放射線への理解を深めてもらうため放射線の利用の例として、放射性炭素による年代測定についての講演を用意いたします。また、中学校・高校の現場で放射線への理解を深めるための授業に取り組んでいる教員から話題を提供したします。
【開催概要】
日 時: 令和3年11月23日(火)13:30~16:00
会 場: オンライン勉強会(ZOOM)
主 催: NPO法人放射線教育フォーラム
参 加 費 : 無料
参加者数: 100名限定
【プログラム】
13:30~13:40 開会挨拶 工藤博司理事長
13:40~14:20 講演1.放射性炭素で古文書を読む
小田寛貴(名古屋大学宇宙地球環境研究所年代測定研究部)
放射性炭素年代測定法は、遺跡から出土した考古遺物の分析法として広く知られている。しかし、近年
は古文書などにも用いられるようになってきた。その原理を解説し、歴史学への応用例を紹介する。
14:20~14:50 講演2.放射線から見える戦略なき日本の理科教育
畠山正恒(聖光学院中学校高等学校)
中学・高校の理科で扱われる放射線関連の事柄から、物理分野を中心として理科教育の実態を分析し
紹介する。このことが、過去・現在・未来の日本にとってどのような意味を持つのか、諸外国と比較
して考えてみたい。
14:50~15:00 休憩
15:00~15:30 講演3.『Rの正体』を活用した中2理科での放射線教育の紹介
森山正樹(札幌市立白石中学校)
NPO法人放射線教育フォーラムが企画した映像教材『Rの正体~放射線の性質と利用~』(2018)を、
中学校2年生理科『電流とその利用』)の授業において活用した実践について紹介する。
15:30~15:55 意見交換
講演や授業実践から、参加している現場の教員の疑問・悩み、要望を聞き、教材や授業の進め方につ
いて考える。
15:55~16:00 閉会挨拶 田中隆一事務局長
【参加申込】
NPO法人放射線教育フォーラムのホームページ(http://ref.or.jp)の令和3年度放射線教育フォーラム第2回勉強会 開催案内の「参加フォーム」から申し込みをしてください。
参加申込期日:2021年11月16日(火)17:00(ただし定員に達し次第締切)
参加申し込み者には、後日、参加のための会議システムと参加のURLをメールで送付します。その際予めご準備をお願いします。
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お問い合わせ先 :NPO放射線教育フォーラム事務所 まで次の電話、ファクス、あるいはメールで
TEL : 03-3843-1070 FAX: 03-3843-1080
メール: entry@ref.or.jp(@を半角で)
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