平成31年5月(情報提供:NPO法人放射線教育フォーラム)
2019年6月16日(日)に開催されるフォーラムのお知らせです。概要は以下のとおりです。
【開催趣旨】
2年半前に放射線教育に関わる第5回国際シンポジウムを郡山市で主催した折、開館して間もないコミュタン福島の見学会があり、放射線教育のための行き届いた設備や展示に目を見張りましたが、4年目を迎えたコミュタン福島が幅広い連携のもとで進めてきた教育実践・支援の成果を取り上げます。これに関連して、福島県農産品に関わる風評被害が依然問題となっていますが、今回は農産品に関わる放射線利用に着目し、農業や食の安全の見地から、最近急増している植物検疫処理を含めた食品照射の現状と問題点を取り上げ、生活科学としての放射線利用学習について考える機会とします。
もう一つの話題は学校教育です。小中学校の国語や社会の多くの教科書のなかで、原子爆弾や原子力発電所事故による放射線が悲惨で怖いものであると書かれています。どんな風に記述されているのか、そこにどんな問題があるのか、紹介していただきます。また、放射線授業に取り組むことになる理科教員は大学の教職課程でどのように育成されるのか、教員を目指す学生に指導的な立場で関わってきた経験から見えてくることを紹介していただきます。
【開催概要】
日 時: 令和元年6月16日(日) 13:00~17:00
会 場: 東京慈恵会医科大学 高木2号館南講堂(東京都港区西新橋3-25-8)(会場地図)
主 催: NPO法人放射線教育フォーラム
共 催: 東京慈恵会医科大学 アイソトープ実験研究施設
参加費: 資料代として1,000円(小中高の教員は無料) 懇親会参加費:1,500円
【プログラム】
13:00 開会挨拶 放射線教育フォーラム理事長 長谷川圀彦
13:10 講演1 小中学校の国語・社会の教科書における「放射線」の記述
福岡大学理学部物理科学科 准教授 林 壮一
14:00 講演2 教職課程・理科教育法を担当して
中央大学理工学部 特任教授 村石 幸正
休憩(20分)
15:00 講演3 生活科学としての放射線利用の学習
― 農業や食の安全と食品照射 ―
量子科学技術研究開発機構
高崎量子応用研究所 小林 泰彦
16:00 講演4 福島の過去に学び、現実を見つめ、未来を切り拓く
コミュタン福島における放射線教育
コミュタン福島教育ディレクター 佐々木 清
17:00 閉会挨拶
懇親会(17:30~19:00) 東京慈恵会医科大学高木2号館
【参加申込】
次のフォーマットを利用して申し込みください。
申し込み締め切りは6月10日(月)です。
以下を copy & paste して entry@ref.or.jp(@を半角で)宛に送信するか、
あるいはファクス(03-3843-1080)してください。
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6月16日(日)開催の放射線教育フォーラム令和元年度度第1回勉強会に
出席を希望します。
氏名: (ふりかな: )
住所:〒
連絡先 電話: 又はメール:
次の<>内に〇印をつけて返送してください。
● 勉強会 : < >勉強会に参加します
● 懇親会 : < >参加します < >参加しません
● 会員の種類 : < >会員 < >会員外
● 所属(元職も可) :
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お問い合わせ先 :NPO放射線教育フォーラム事務所
電話、ファクス、あるいはメールで
TEL: 03-3843-1070 FAX: 03-3843-1080
メール: entry@ref.or.jp(@を半角で)
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