平成31年2月(情報提供:NPO法人放射線教育フォーラム)
2019年3月3日(日)に開催されるフォーラムのお知らせです。概要は以下のとおりです。
【開催趣旨】
中学校の学習指導要領改訂を受けて、教育現場において先生方が安心して クルックス管を用いて放射線教育を行うためのガイドライン作りがクルックス管プロジェクトとして進みつつあります。今回は学校現場の実態調査を含めてプロジェクトの現状と課題についての報告を取り上げます。
今年度は教科の枠を越える授業を重視してきましたが、一方では、同一科学用語でも、物理、化学の科目の違いによって異なる解釈や説明がされる場合があります。そうした事例を放射線学習の留意点として取り上げます。また、放射線知識の活用が日常的に要求される職業である看護職への放射線教育の知られざる現状を取り上げます。
さらに、話題を広げて、次世代のための効果的なエネルギー教育をめざして、児童生徒の学習目標のみならず、より大きく公共的な教養としてのエネルギーリテラシーを高める最新の研究成果も取り上げます。
【開催概要】
日 時: 平成31年3月3日(日) 13:00~17:00
会 場: 東京慈恵会医科大学高木2号館南講堂(東京都港区西新橋3-25-8)(会場地図)
資料代: 1000円 懇親会参加費: 1500円
主 催: NPO法人放射線教育フォーラム
共 催: 東京慈恵会医科大学 アイソトープ実験研究施設
※なお、詳細は以下のサイトをご覧ください。
http://www.ref.or.jp/
【プログラム】
13:00 開会挨拶 放射線教育フォーラム理事長 長谷川 圀彦
13:10 講演1 化学の目で見た物理と放射線
立教新座中学校・高等学校 渡部 智博
13:50 講演2 看護職への放射線教育の現状
東京医療保健大学 酒井 一夫
休憩(20分)
15:00 講演3 エネルギーリテラシー研究報告
― 次世代のための効果的なエネルギー教育をめざして ―
エネルギーリテラシー研究所代表 秋津 裕
16:00 講演4 クルックス管プロジェクトの現状と課題
大阪府立大学放射線研究センター 秋吉 優史
17:00 閉会
懇親会(17:30~19:00) 東京慈恵会医科大学高木2号館南講堂前
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