平成30年2月(情報提供:NPO法人放射線教育フォーラム)
2018年3月4日(日)に開催されるフォーラムのお知らせです。概要は以下の通りです。
平成29年度放射線教育フォーラム第2回勉強会 ~クルックス管実験による放射線授業を目指して~
【開催趣旨】
中学校理科の放射線授業が2年生の電流の単元でも実施(*)されることが決まり、現行の授業と合わせて、2、3年生で行われることになりました。科学の歴史を塗り替えたレントゲンによる放射線(X線)の発見は、クルックス管による放電実験の最中でしたから、その原点に立って中学校の放射線授業が進められる意義はとても大きいと考えます。
電流に関わる学習教材であったクルックス管(冷陰極管)が放射線の学習における新しい有力な実験教材となることが期待されます。
今回は、学校における放射線実験の教材としてのクルックス管に焦点を当てて、その概要と背景、教育現場での現状と課題、安全な取扱いのための課題などの情報を提供していただくとともに、これからの授業実践に向けて参加者を含めた意見交換を行います。
*昨年公表された「中学校学習指導要領解説 理科編」の「電流とその利用」の単元で「真空放電と関連づけながら放射線の性質と利用にも触れること」が新たに明記されました。
【開催概要】
日 時: 平成30年3月4日(日) 13:00~17:00
会 場: 東京慈恵会医科大学高木2号館南講堂(東京都港区西新橋3-25-8)
主 催: NPO法人放射線教育フォーラム
共 催: 東京慈恵会医科大学 アイソトープ実験研究施設
参加費: 資料代として1,000円 (小・中・高の教員は無料) 懇親会 1,500円
※なお、詳細は以下のサイトをご覧ください。
【プログラム】
13:00~13:05 開会挨拶 放射線教育フォーラム理事長 長谷川 圀彦
13:10~13:40 新学習指導要領に対応した放射線教育推進のための方策
全国中学校理科教育研究会支援センター 高畠 勇二
13:40~14:10 クルックス管など放電管の概要と漏洩X線測定の試み
名古屋大学名誉教授 森 千鶴夫
休憩(20分)
14:30~15:30 教育現場におけるクルックス管の漏洩X線について
福岡教育大学教育学部 宇藤 茂憲
15:30~16:00 クルックス管の安全な取り扱いとその課題
大阪府立大学 放射線研究センター 秋吉 優史
休憩(20分)
16:20~17:00 授業実践に向けての総合討論 座長:宮川 俊晴
17;00 閉会挨拶
17:30~19:00 懇親会
【参加申込】
以下のフォーマットを利用して申し込みください。
申し込み締め切りは2月23日(金)です。
以下を copy & paste して entry@ref.or.jp に送信するか
又はファクス(FAX:03-3843-1080)してください。
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3月4日(日)開催の放射線教育フォーラムの勉強会に出席を希望します。
氏名: (ふりかな: )
住所:〒
連絡先:電話 又はメール
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お問い合わせ先:「NPO放射線教育フォーラム」事務所 または
TEL: 03-3843-1070 FAX:03-3843-1080
メール:entry@ref.or.jp
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