平成28年1月(情報提供:NPO法人放射線教育フォーラム)
NPO法人放射線教育フォーラムでは、来たる2月28日(日)に東京・西新橋の慈恵医科大学において、「これからの放射線授業実践をみすえて」と題したフォーラムを開催するとのことです。概要は下記のようになっていますので、奮ってご参加されてみてはいかがでしょうか。
平成27年度放射線教育フォーラム第2回勉強会「これからの放射線授業実践をみすえて」
【開催概要】
日 時: 2016年2月28(日) 12:30 〜 16:30
会 場: 東京慈恵会医科大学 高木2号館南講堂(東京都港区西新橋3-25-8)
趣 旨: これからの放射線授業実践をみすえた3つの重要テーマによる講演を揃えた。
① 放射線記述が30年ぶりに復活した中学校教科書が福島での原子力災害を踏まえて
改訂され、来年度から授業で使われようとしている。昨年11月の公開パネル討論
では新しい理科教科書による放射線授業の在り方が討論されたが、これをもとにし
て中学校3年間にわたる放射線授業モデル計画案を提案する。
② 米国など先進国における科学技術人材育成のプログラムとして最近注目を集めて
いるSTEM(Science Technology Engineering Mathematics)教育は小中高生が
魅力を感じる切り口でも開発され、放射線授業でも様々な実践が試みられている。
今回は次期学習指導要領の方向性も踏まえて講演していただく
③ 東電福島第一原子力発電所事故の後、放射線に関する様々な情報が溢れ、時として
誤解と混乱が生じた。あれから5年が経過した今、冷静に振り返って、汚染、被曝、
食品基準などを含めた福島や諸外国の現状と課題についてご講演いただき、今後の
放射線授業への活用を討論する機会としたい。
資料代: 1,000円 懇親会参加費: 1,500円
主 催: NPO法人放射線教育フォーラム
共 催: 東京慈恵会医科大学アイソトープ実験研究施設
【プログラム】
12:30 開会挨拶 放射線教育フォーラム理事長 長谷川圀彦
12:35講演1 STEM教育改革の観点と放射線教育
―次期学習指導要領の方向性を踏まえて―
静岡大学教授 熊野善介
13:25トッピクス 日本発113番元素
理研 仁科加速器研究センター 柴田誠一
13:40講演2 福島原発事故から5年 ― 放射線問題の現状と課題 ―
元日本原子力研究開発機構 河田東海夫
(休憩15分)
14:45講演3 中学校理科教育における放射線モデル授業計画の作成について
放射線教育フォーラム 高畠勇二 宮川俊晴
15:35総合討論
16:30閉会 懇親会(17:00〜18:30)
●参加申し込み等の詳細は、NPO法人放射線教育フォーラムのホームページ http://www.ref.or.jp/ をご覧ください
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