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放射線に関する教育と防護技術の普及に関する事例研究シンポジウム

 

(電気学会 原子力・放射線の知識と防護技術の普及とその手法の開発に関する技術調査専門委員会 主催、応用物理学会放射線分科会放射線物理研究会 共催)

 

 平成26年9月1日(月)、東京大学工学部11号館講堂において、表記の事例研究シンポジウムが開催されました。

 はじめに、飯本武志氏(東京大学環境安全本部)より今回の趣旨説明がありました。趣旨として、「放射線・放射能に関する正確な知識を国民に普及させることが無用な混乱を防ぎ過度な対応の抑制につながり」、また「適切な防護技術を利用することで現場における無用な被ばくを防ぐことが重要である」の2点に着眼しているとのことでした。

 

●宮川俊晴氏(日本原燃株式会社安全本部)
「若年層教育と指導者育成  〜実施の現状紹介 〜」

 日本原燃の青森県における出前授業の状況、3.11後の福島県での経験の様子、放射線教育フォーラムのウェブサイト「放射線授業の広場」の紹介、全国の先生方との直接の交流の場である「パネル討論会」の開催の報告がありました。そして放射線教育支援の今後の取り組みについて発表があり、授業/実践例に着目した交流、支援ネットワーク形成のためのホームページの活用が必要であることが話されました。最後に、放射線利用の教材・情報提供の協力の依頼がありました。

 

「放射線教育推進委員会(らでぃ)の活動」

 放射線教育推進委員会、支援サイト“らでぃ”の紹介をさせていただきました。“らでぃ”のコンテンツの中で、「授業実践」は人気が高く、先生方も授業ですぐ利用でき、動画集や写真集、配布資料集などは充実した資料がそろっており、すぐ活用することができます。
 また“らでぃ”を放射線のポータルサイトとするため、ぜひ協力をいただくとともに、内容についてご指摘等をいただければ幸いです。

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