平成26年9月1日(情報提供:電気学会 原子力・放射線の知識と防護技術の普及とその手法の開発に関する技術調査専門委員会)
主催:電気学会 原子力・放射線の知識と防護技術の普及とその手法の開発に関する技術調査専門委員会
(応用物理学会放射線分科会放射線物理研究会 共催)
日 時:平成26年9月1日(月)
13時半〜16時半(13時より受付開始)
場 所:東京大学工学部11号館講堂(約90名)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_12_j.html
参加費:無料(事前登録は必要ありません)
【開催の趣旨】
平成26年度より活動を開始した標記専門委員会は、「放射線・放射能に関する正確な知識を国民に普及させることが無用な混乱を防ぎ過度な対応の抑制につながり」、また「適切な防護技術を利用することで現場における無用な被ばくを防ぐことが重要である」(以上、当委員会の設立趣意書より抜粋)の2点に着眼し、以下の調査検討を行っています。
1) 国際的な原子力・放射線教育(一般国民向け、専門家育成)に関する動向と実践例を入手し整理すること
2) 震災前後の日本における原子力・放射線教育に対する国民、業界、政府等の考え方や対応、ツールやプログラムの変化について関係者間が情報を持ち寄り、精査すること
3) 放射線防護体系に関する枠組みを再検討する国内外の動きを調査し、現場における放射線防護技術の開発状況を調査、整理すること
本シンポジウムは第Ⅰ部と第Ⅱ部のふたつのセッションで構成され、順に上記の1)と3)に関連した情報提供がなされます。本専門委員会の活動における情報収集の一環として位置づけると共に、関係者からのさらなる情報提供を求め、意見を聴取することを目的としています。
入場は無料です。多くの方のご参加をお待ちしています。
———————————————-
開会の辞(趣旨説明)(5分)
東京大学環境安全本部 飯本武志
第Ⅰ部 若年層教育と指導者育成 〜実施の現状紹介〜
(司会 日本アイソトープ協会 二ツ川章二)
演題1.放射線教育フォーラムの活動(30分)
日本原燃株式会社安全技術室放射線管理部 宮川俊晴
演題2.放射線教育推進委員会(らでぃ)の活動(30分)
日本科学技術振興財団情報システム部 掛布智久
パネルディスカッション(20分)
テーマ「学校における放射線教育への専門家による効果的な支援とは」
福士政広(首都大学東京)+講演者
休憩(10分)
第Ⅱ部 専門家育成と専門的知識/技術の普及
〜最新の防護技術の紹介と開発への期待〜
(司会 日本原子力研究開発機構 坂佐井馨)
演題3.空間線量率の三次元的評価の最新技術(30分)
東京大学大学院工学系研究科 島添健次
演題4.廃炉事業の概要と関連する防護技術開発への期待(30分)
技術研究組合国際廃炉研究開発機構研究推進部 鈴木俊一
コメント 高橋浩之(東京大学) (5分)
質疑(15分)
閉会の辞(まとめ)(5分)
日本原子力研究開発機構核燃料サイクル工学研究所 高崎浩司
Copyright © 2013 公益財団法人日本科学技術振興財団