Q&A-放射線の人体影響

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Q-C-6・児童・生徒が成人するころには、どのような病気がどの程度増える可能性があるのでしょうか?effect

児童・生徒が成人する頃、つまり約10年後に線量に応じて、起きる可能性がある病気は、「がん」の発症です。その中には、小児の甲状腺がんも含まれます。
それ以外の特に臓器の機能に直接影響するような症状は1度に多量の被ばく(250~500 mSv以上)をした場合しか症例は確認されていません。
発がんには様々な原因(食物・薬・生活習慣・遺伝ほか)があり、極めて特殊ながん以外は、それが何によって発がんしたのかを断定することはできません。
詳しい情報は、以下をご参照ください。

独立行政法人放射性医学総合研究所「放射線被ばくに関する基礎知識 サマリー版 第1号(Ver1.1)」
http://www.nirs.qst.go.jp/data/pdf/i13_j2.pdf



厚生労働省「妊娠中の方、小さなお子さんをもつお母さんの放射線へのご心配にお答えします。〜水と空気と食べものの安心のために〜」(PDF)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000014hcd-img/2r98520000014hdu.pdf

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